wordpressについて考えてたら自分の特性と視野の狭さを両方みつけた

wordpressでのウェブサイト構築について少し考えが変わってきています。その中で、最近友人と情報交換をする機会があっていろいろと発見をして帰ってきました。

友人の発言で急に気付いた自分が今できること

友人はネットでの集客を何年も前から模索していてそのとりくみをなにげなくいろいろ聴く運びとなりました。その話の中から、

自分のサービスの顧客の多くが見るような媒体があるなら使わない手はない

という発言。これにわたしはピーーーンとくるものがありました。しかも仕事じゃなくて個人的な取り組みことポッドキャストで。

わたしはブログ黎明期にまさに情報系大学生をしていたこともあり、ブログとの付き合いは長いのですが、これまでは特に軸を持ったものを運営した経験がなく、どちらかというと

ガワを構築して飾ったり見栄えを整える活動が好き

なのでwordpress を覚えてからは選択肢はそれ一択。集客は二の次でやってたなぁ(だめじゃん!)とちょっと前から考えていました。

誰でも配信できる時代、どのプラットフォームを選ぶかも戦略

いますぐ変えなくては!

と思ったのがポッドキャストのブログです。実はポッドキャストをはじめた直後から、配信内容の補足記事を少しずつ書いているブログがあります。これの運用が全然萌えないんです。wordpressで構築したけど、これに関しては

「デザインとか構築に時間かけたくない…」

という思いがかなり強く。

自分のやりたいを相手の希望と混同していたことに気付いた(涙)

wordpressはカスタマイズがほとんど無限にできます。

わたし、

そのために勉強したり、

調べたりするのが

大好きなんです、本当に。

ただし時間がないときは新しいことをするのは無理(当然)

ですよね。クライアントからのご依頼に対しても、以前は

wordpressを使って出来るだけ希望のデザインや仕様にして納品したい!

という思いが強かったんですが、それって実はわたしが

カスタマイズやりたいから

なんですよね。それが本当にクライアントの求めることに合致してる選択なのか?パソコンやインターネットに不慣れなクライアントがその後の運用をする場合に果たして選択肢としてよいのだろうか?と逡巡する瞬間がここ2年位で何度もありました。

wordpressはメンテナンスに手間がかかる

wordpressで思ったようなデザインのサイトを納品するととても喜ばれます。でも、それまでネット活用をしていなかった場合や、サイトの担当がいない場合、運用方針を事前にいろいろ打ち合わせてアドバイスしていてもそのとおりに運用できる人はとても少ないです。

わたしのクライアントは中小規模の会社のオーナーさんが多いですが、事業内容にIT活用が馴染んでいる人は少ないのが原状です。つまり実務の延長での運用は難しい場合が多いのです。

だから極力サイトの運用は簡単なのがいい

とは前々から感じていました。

wordpressは、多くの現場で使われていますし、CMSとして開発者からは使いやすいです。でもフリーウェアなのでアップデートやプラグインの導入などは自己責任となります。多くの現場で使われてるが故ですが、狙われやすく脆弱性が見つかったりしたときのセキュリティの管理も責任が負いきれないと思っていました。なので個人情報などを取り扱うようなサイトを作る場合はエンジニアさんに入ってもらって自分では構築していません。

またwordpress自体のテキストエディターが一新したときなど、結構なお問い合わせをいただきました。それからサーバーやドメインも自前で用意する必要があり、それらもどこまでが自分たちで管理しているのかも理解できていないクライアントも多かったです。そうなると、サーバーとドメインのサイトにアクセスして決済して・・・というのもちんぷんかんぷんなんです。

ウェブサイト を更新する人の気持ちに立ってなかった

わたしは基本的に継続した保守や運用は今の所引き受けていませんでした。なぜなら先程も申し上げましたが

ガワを作るのが好きだから!笑

運用や保守はしたくないのです(小声)。

サイトの制作以外に本業で業務を依頼されているなど、日頃から仕事が続いている場合などは、サイトの保守もまとめて引き受けたりもしますが、基本的には保守・運用はクライアントが自分でする約束で、なにか作業が発生すると費用を頂いて対応する形にしています。

でもよく考えたらウェブサイトって出来てからの運用が肝なんですよね。運用やコンテンツの作成はわたしの領分ではないというのは今でも変わらない考えですが、

更新のしやすさを考えて構築する

のがクライアントに一番必要でわたしが考える部分だ!と急に気付きました。

選択肢を増やす

これを踏まえて最近はクライアントのITスキルもしっかりヒアリングし、サーバーやドメインのことを説明してもピンと来ていなかったりする場合、wixやSTUDIOなどノーコードでサイトを作る方法もご提案しています。これにすることで、アカウントがサーバーとドメインを含む利用料金になるのでサイトに必要なものを管理するハードルはぐっと下がります。

デメリットとしては、データがサーバー上にあるのでバックアップが出来ません。またそのプラットフォームで使えない機能を追加することはできません。

わたしはもともとそこまでの規模の案件が少なく、事業を検索した人への窓口としての軽めのサイトの制作が多かったです。だから今までサイト担当者がいない場合がほとんど。ピカピカの新人担当者が更新をすることを想定して話すことが多いです。

事業規模が成長したらそのときにはサイトもリニューアルになるでしょうし、その際はコンテンツも再度見直すことにしてはどうかとお話すると大体の人が、

いまのところは難しくないほうを選びたい。簡単に出来る方がいい

とおっしゃいます。

調べてでもやってみたいし出来るだけ思った形に仕上げたい!

というのは完全にわたしサイドの希望だったと気付いてびっくりしました。みんなが自分と同じ価値観なわけないし、この例に関しては完全にわたしサイドの勝手な押し付けです。反省。

話を戻して自分のブログについて

ここまでの話から自分のポッドキャストのブログについて考えると、

萌えない

のは、このブログはわたしが

「運用」をしたい

からなんです。ガワを作りたいわけではない。だから時間がかかる設計や設定がめんどくさいし、早く終わらせたい。けど下手にwordrpress構築ができちゃうからアラが気になってガワの調整ばっかりしてしまう…。という良くないループにハマっていました。

もはやなんのために運用しているのかわからん・・・

な状態。はじめてクライアントの気持ちが少し実感できました。

目的に合う場所で動こう

最初に話した友人が話してくれたのは、フェイスブック・インスタグラム・アメブロ・はてブロなどいろいろなプラットフォームには利用者の傾向があって、その中がコミュニティっぽくもなっているので、

自分のメディアを見て欲しい人がいそうなところで発信をしたほうがいいよね!

という話。わたしは「ポッドキャストを楽しく聞ける人に届けたい!」と思って発信しています。

じゃあ楽しく聞ける人って?

自分が発信しているポッドキャストは韓国カルチャーが中心。そういうものに興味がある人が利用している場所を考えた結果、

アメブロがよくない???

という結論に。なぜなら、ネットで自分の推しの情報など調べると、アフェリエイト目的ではなく純粋に推しネタなどを発信している人はアメブロ利用率が高いという感触があったからです。

そういう人たちが聴いてくれたらうれしい!です。というわけで、アメブロを開設して早速投稿を開始しました。

用意されたツールから記事を作る心地よさ…

だいぶ前にアメブロアカウントを持っていたことはあるのですが、久しぶりに使うと随分いろいろとツールが洗練されており、なにより自分であれこれ調べずとも見出しを飾るパーツがあったり、絵文字が入れられるので、純粋に内容の発信に集中でき、

とてもよい!!

のです。

ちょっとホーム画面に変な広告多すぎたり、もろもろが気になる投稿が勝手に目に入ってくることがストレスな気もしますが、華麗にスルーします。

ブログ周りのデザインもさわれるところが限られたりですが、これはわたしの自意識の部分だし、このコンテンツに関しては

見栄えより届けたい人に届くこと

が目的なので。

というわけで長ーーーくなりましたが、要点は、

  • 完全に手段が目的になっていた件の反省
  • 自意識過剰を反省
  • アメブロはじめました!

の3つです。

韓国カルチャー好きのひとりごとポッドキャスト・世界の果てのわたくしごと

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