今日で8月終わります。今年の夏は雨がとにかく多かった。そのせいか涼しい日も多かった。
巷は去年を上回るコロナ禍だった…。コロナに関係なく、嫌な気分になるニュースが多方面から続いて気分が落ち込むことも度々あった。
わたしは暑いのが苦手なので、ぼーっとしているうちにすぎる夏はもともとあんまり好きじゃないんだけど、でもコロナ禍になる前はもっと逆の心理効果がある季節だった気がする。嫌な気分にはならない季節というイメージ。強く光に照らされた世界で、人々も暑い暑い、海へ行こう、山へ行こう、ビールのもう、花火を打ち上げよう、みたいな感じ。温暖で、海も山も川も周りにふんだんにある土地で、大きな動乱もない時代に育ったせいもあるかもしれない。祖父達が生きた時代の日本の夏は辛い思い出が多い季節だったであろうことを歴史の記録は伝えている。それを知らないわたしにとって夏はちょっとの弱気は帳消しになる何かがある季節だった。
去年から2年続けて夏は「夏だった?」って感じで過ぎている。来年はどうなるんだろう?もう少し「夏だった!」と思ってたらいいなと思う。明日どうなるかなんて誰もわからないけど、2020年〜2021年に人間として生きている個体として順当に老いて死ぬのなら、生きている間は今とこの先がよりよい未来になるように考えながら生きたい。過ちに気づいたときに、そのときの自分を隠そうとしたり、ごまかしたり、卑下したりするのではなく、あのときの自分はそう考えていたと認め、そこからの行動を変えられる生き方を選びたいと思っている。