以前から盛り上がっているな〜と思っていた音声配信。最近は誰でも配信できるようになっていて、ツール自体には興味があるけど特に話したいこともないしなとおもっていました。でも、昨今の情勢を鑑みて、自分にできそうなことのひとつとして「自分の思っていること、言いたいことをどんどん声にしていくことって大事じゃない?」と思うようになりました。正直なんか怖いと感じる部分もあったんですが、そうこう言っているうちに2021年もあと2ヶ月だし、なんか急にその気になった感じがしたのでビビってないでとりあえずやってみることにしました。
持ってるスキルが配信を始めるまでにあちこちで役立つ
始めると決めたら意外とサクサクとやるべきことを整えることが出来ました。
「完成形に向けて必要なことを整える、話すことの概ねの台割を作る」はグラフィックデザイナーとしての全体の流れの見積もりスキルとデザイン構成スキルが役に立ってると思いました。
「アートワークの作成」:ポッドキャストのアートワークの作成もイラストと文字でサクッと作成
「RSS配信の設定やURLの設定アプリの操作など」:ウェブ制作やブログの構築などをやっているので概ねの流れはすぐ理解
こんな感じで、あまり戸惑うこともなくて(天才なの?)数時間で配信までたどり着きました。
タイトルは「世界の果てのわたくしごと」
A private story at the end of the world
英語にしてみた笑
この新しい挑戦をやろうと思った動機や今後への抱負をエピソード01では話しています。鼻が詰まっているのと、緊張でつばをめっちゃ飲み込んでいたり、笑っちゃいますが、聞いてみてください。
なんでポッドキャストなのか
自分の考えていることを外に出すときに「形や言葉、文字」に委ねようとするとその時の勢いで仕上げるのがわたしにとってはすごく難しくて。職業柄なのか煮詰まる前に出すことにすっごく葛藤がありました。なのでいつも使わない発信方法がいいなと思っていて、声を使ってみることにしました。
ただ、恥ずかしさがかなりあってなかなか踏み切れずにいました。その後押しをしてくれたのは、韓国語の語学学習目的で言語交換をしている友人とのやりとりです。彼女は日本で暮らしていたことがある方で、日本語を流暢に話すため声で意思疎通をとることが可能です。でも日本語をたくさん書いたり読むのは難しい。それで日本語を忘れないようにボイスメッセージの交換をしたいと申し出てくれました。一方でわたしは韓国語の読み書きはだいぶ上達してきましたが、話すことがなかなか上達しない状況。韓国語を話す練習をしたかったですが、会話をバンバン交わせるレベルではないので話したいと言われると難しい。でも録音したものを送るとなれば、先に文章を作っておいて発音の確認をしてもらえるのでお互いにとっていいなとなりました。以降録音したものを送り合ってお互いにわからなかったところ、間違っていたところなどを指摘したりし合っています。
これを通して、わたしは何度も自分の声を聞くことになり、自分の声にも愛着がわいてくるようになりました。自分の声を通して誰かと意思疎通が出来ていることで話すことにも自信がわいてきました。
そして決め手になったのが、昨日の衆院選での女性の声の反映されなさ。もう機が熟したらとか言ってられないな、出来ることを中途半端でもいいからはじめてみよう、やりながら考えよう!と思いました。これは意外と水面下で脇を固めてから物事に取り組む傾向があるわたしにとっては冒険です。そもそも回数を重ねていけるのかから心配なんですが、iPhoneアプリですべて設定できるので気軽にやっていこうと思います。
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