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鹿児島で猫のためのTNR活動や多頭飼育崩壊の解決に積極的に取り組んでいる「かごねこ」のサイトとイメージイラストを担当しています。その「かごねこ」さんが、
飼い主のいない犬と猫の医療費を支援するため
に始まった「ハナコプロジェクト」の協力病院になったそうです。
かごねことの出会い
「かごねこ」を運営するル・オーナペットクリニックの院長先生からご連絡を頂いたのはもう数年前のことです。
なんと、わたしの 鹿児島弁のネコとうさぎのLINEスタンプ を愛用してくださっていて、名前を検索してご連絡くださったとのこと。
わたしは動物をモチーフに絵を描いたりもしますし、動物好きな方ですが、小さな頃に飼っていた犬が死んで以来、家で動物を飼ったこともなかったし、猫たちの置かれている現状を全く知りませんでした。なので、TNR活動(詳細はこちらから)のことを説明していただいたときは、
なぜわざわざ飼い主のいない猫を捕まえて去勢手術をするんだろう?痛くないのかな?それにちょっとかわいそうじゃない?
というのが正直な感想でした。
猫を取り巻く現状とその解決に
真剣に取り組む人がいるということ
でも、院長はこのわたしの疑問に対して問題点を丁寧に説明してくださいました。聞けば聞くほど、
これは大変な問題だ・・・
と思いましたし、先生もスタッフの皆さんも、一時的な熱意ではなく、猫を取り巻く環境をうまくサポートするためにずっと続くシステムとして「かごねこ」が独り立ちすることをとても真剣に考えていらっしゃるのが伝わってきました。何かお手伝いができれば・・・と思いましたし、と同時に適当なことを言ってはいけないと思い、先生のプランに対して、
それではうまくいかないのでは?
と思ったら正直に話して他のプランを一緒に検討したりしました。正直よくわかっていないデザイナーが口出ししてくることにしては行き過ぎていたときもあったかもとおもいますがまっすぐに受け止めて、
じゃあこっちはどうかな?
ともう次のことを考えている先生の姿にとても学ぶものが有りました。
わたしは自分の意見やプランに指摘が入ると少し考えや自信が揺らぐときもありますが、先生は「猫たちの助けになりたい」という目的がぶれないから、その手前の手段は良くなればそれでいいって思っているのだろうなぁと。本当にかっこいい先生です。
無理しないでサポートできる仕組みづくり
ハナコプロジェクトの話を聞いて、あまりにも「かごねこ」の願いと思いが一致しているので、すごく感動しました。先日ハナコプロジェクトのインスタライブがあったのですが、その時に外の協力病院の先生たちのお話も聞いて、こんな先生が各地にいるのだなぁ〜と心強く思いました。
何度も繰り返し話されていたのは、無理がない程度のサポートもみんなですれば大きな力になる、それが実現する仕組みが作りたいということです。「かごねこ」を知ったときは、現実にその形が出来るまでの道のりはもっと長いかなぁ?と正直思っていましたが、オモテに出て声をあげていくことでそれ以前には想像できない未来がやってくるものだと実感しています。
ただハナコプロジェクトも始まったばかりですし、鹿児島県内だけでも多頭飼育崩壊がこれからどんどん増えるのではという見立てが有ると聞いています。人間も大変ですが、動物たちも人間に振り回されている部分もあるわけで、、、。出来ることからつながっていけたらいいなぁと思います。
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