このサイトはエックスサーバーというレンタルサーバーで運用しています。エックスサーバーには、書体メーカーモリサワのwebフォントが33書体ついており、way to go design journal は、これまでも見出し、本文、太字で書体を指定しておりました。本文は中ゴシックBBBという、スタンダードな書体を指定していましたが、この度TBUDゴシックに変更しました。

ユニバーサルデザイン

ユニバーサルデザインとは、年齢や能力、状況などが異なる様々な人が可能な限り共通して利用できるような製品や建物・環境などのデザインまたはそれらをデザインするプロセスのことです。先にバリアフリーというデザイン対象を障害者・高齢者に限定したデザイン概念が提唱されていた経緯があり、それが結果として、対象でない人にとって使いにくくなってしまい逆に障壁(バリア)となってしまう不合理を解消するために提唱されるようになったデザインに対する考え方だそうです。

わたしも最近までバリアフリーとユニバーサルデザインの違いを理解できていませんでしたが、ユニバーサルデザインには以下の7原則とそれぞれにガイドラインが定義されています。

どんな人でも公平に使えること。
(Equitable use / 公平な利用)
使う上での柔軟性があること。
(Flexibility in use / 利用における柔軟性)
使い方が簡単で自明であること。
(Simple and intuitive / 単純で直感的な利用)
必要な情報がすぐに分かること。
(Perceptible information / 認知できる情報)
簡単なミスが危険につながらないこと。
(Tolerance for error / うっかりミスの許容)
身体への過度な負担を必要としないこと。
(Low physical effort / 少ない身体的な努力)
利用のための十分な大きさと空間が確保されていること。
(Size and space for approach and use / 接近や利用のためのサイズと空間)

ノースカロライナ州立大学ユニバーサルデザインセンターによるユニバーサルデザインの7原則(括弧内は英語の原文表記と和訳はwikipediaより)
https://projects.ncsu.edu/ncsu/design/cud/about_ud/udprinciplestext.htm
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A6%E3%83%8B%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%B5%E3%83%AB%E3%83%87%E3%82%B6%E3%82%A4%E3%83%B3#cite_note-3

ガイドラインの詳細は下記のURLよりご確認ください。https://projects.ncsu.edu/ncsu/design/cud/about_ud/udprinciplestext.htm

デザインが必要なさまざまなシーンで配慮出来る考え方です。もちろん、すべてのデザインにおいてすべてを配慮しなくてはいけないとか、あてはまっていないといけないというわけではありません。

モリサワのユニバーサルフォントについて

ユニバーサルフォントはこのユニバーサルデザインの概念を元に制作されたフォントのことです。明確な定義があるわけではないですがモリサワのユニバーサルフォントについてのページを読むと下記のことを念頭置いて制作されたことが説明されています。

文字のかたちがわかりやすい
文章が読みやすい
読み間違えにくい

https://www.morisawa.co.jp/fonts/udfont/

ユニバーサルデザインの7原則を配慮してのデザイン基準だと思います。

このブログについてもできるだけ多くの人が難解さを感じず読んでもらえるようにUD(ユニバーサルデザイン)フォントに変更しました。モリサワが提供しているwebフォントでUDフォントはこれらです。

モリサワのwebフォントの書体見本より
https://www.xserver.ne.jp/functions/service_webfont_shotai.php

TBUDゴシック R、TBUDゴシック E、UD新ゴ コンデンス90 L、UD新ゴ コンデンス90 Mの4種です。名前が同じで最後のアルファベットが違うものはそれぞれ同書体で太さが異なる(TBUDゴシックはRよりEのほうが太字、UD新ゴ コンデンス90はMのほうが太字)ので、

本文書体を TBUDゴシック R
太字書体を TBUDゴシック E

にしました。

様々な人が使いやすい・心地よいというのは理想系ですが「自分ではない誰かの使いづらさ」というのはなかなか気づきにくいものがあるので、デザインを仕事とする上で「気付いていないことがあるということ」を意識しながら取り組まもうと改めて思いました。身近なものについても、こういう配慮があることをみつけたり、逆にこういうふうにしたほうがもっと多くの人に使いやすくなるのでは?とか考えるのもよいフィールドワークになりそうです。

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